掲示板では、書き込んだメッセージを多くの人が見ていることを忘れてはいけません。
でも、逆に多くの人が見てくれているから安心して書き込みができるという安心感もあります。
マナーのいたらぬ指摘は素直に受け、何でもかんでも言葉を返さないように自重することが大切です。
過去の発言も事前にチェックして、掲示板の雰囲気もつかんでおきましょう。
中には取り巻き連中だけで、一般の書き込みにあまり反応しない掲示板もあります。
参加者に女性がいるなら女性にも多少安心と判断できるかもしれません。
(1)の場合は、掲示板のプログラムで画像のタグを書き込みできないようにすることで防げます。利用する際には、こういう対策がされている掲示板を探すことです。
(2)と(3)の場合は、無視するに限ります。言葉を返すと火に油を注ぐようなものです。もし、一言だけ言いたい場合は、書くだけかいて、しばらくそこに出入りしないこと。言い換えされてもそれを見なければ腹が立たなくて済むからです。
もしあなたが巻き込まれた場合。
(2)の場合は、掲示板の管理者に発言の削除をお願いしましょう。
(3)の場合は、エスカレートする前に掲示板への訪問を控えることです。相手の発言を見るから腹が立つのだから、見ないことです。
いたずらや争い事は無視をするのが一番の安全策です。また、できるだけ、遠回しに注意をうながすところから始めるのがいいでしょう。そうすると同調する人も遠回しに入りやすくなります。(一般論として話に入れるようになる)
☆定期的に発言内容を確認し、適切でない発言は削除すること。(基本的な管理手段)
☆発言者よりもその発言で被害に合う人のことを優先すること。(それくらい強気でやりましょう)
☆発言を削除しても収拾がつかない時は、BBSを閉鎖する。(ホームページまで閉鎖する必要はないが、時間を置くことが大切。罵詈雑言を野放しにすれば、結局信頼を失う)
☆当然のことながら、自分の発言に責任を持つ。(書き込む前に読み返して見よう)
☆発言が無視されたり、削除される可能性があることを認識すること。(発言してみないと分からない)
☆上記の不当な扱いを受けた場合、それ以上は関わらないこと。(結局、そういうメンバーの中で発言を繰り返しても不毛なことが多いため、自衛策として)
☆自分が答えられる内容には積極的に発言しよう。(掲示板はそれで成り立つ)
☆もし、誹謗中傷となる発言を見つけたら、反論は一般論で始めよう。(直接的でなくて良いように思う)
☆問題発言者へメールを送るよりも、被害者に対して掲示板からしばらく離れるようにメールをしてあげる。(こういうことは掲示板に書かない方が良い)
まず、管理者として定期的に掲示板の内容を確認することも大事ですが、その前に、掲示板の書き込みを削除できる仕組みになっているかどうかが重要です。
誰かが不快な発言を書き込んだら、管理者はすぐに対策をしなくてはなりません。
メッセージの削除ができない場合、自動的にメッセージが消えるのを待たなくてはならず、不快な書き込みが続けば手の施しようがありません。
掲示板をレンタルするにせよ、フリーCGIを使うにせよ、管理者モードが用意されているものを使いましょう。
管理者モードであると便利な機能は次のようなものです。
(1)発言の削除
(2)発言者のリモートホスト名の記録
(3)特定の利用者をアクセス禁止にする(対策プログラムの項目を参照)
あなたが自分のホームページ内にCGIを使ってBBSを設置した場合、そのディレクトリには必ず「index.html」を用意してください。ディレクトリ内のファイルを直接覗かれないようにするために、これが有効なセキュリティとなります。
詳しくはホームページの項目「index.html の重要な役割」を参照してください。