ニュースグループ

〜目次〜 ニュースグループって何だ？ ニュースグループのルール 用語と実例

1. ニュースグループって何だ？

   　インターネットで一般的なWWW（ホームページを閲覧する仕組み）や、電子メール（E-mail）を利用している方は多いことでしょう。というようり、それが一番の目的ですね。
   　でも、多くのプロバイダは「ニュースサーバー」を提供して、ニュースグループというサービスも利用できるようになっています。

   　メールソフトにもニュースの設定があります。これは何か、そう掲示板なんです。
   　特定の話題事にグループ分けをされた掲示板の集まりがニュースグループなのです。
   　個人のページの掲示板に比べると専門的で数多くの人たちがそれを利用して情報交換を活発に行っています。

   　日本で有名なところでは、「fj」というニュースグループがあります。
   　その中に「fj.sys.mac」というニュースグループがあります。これはマックのニュースグループだと分かります。このように、前から大きなグループ分けがされていて、徐々に細かな分類がされています。
   　もちろん、ローカルなニュースグループもありますので、地元の話題にはプロバイダが提供するニュースグループを活用すると良いでしょう。

   　活発なニュースグループだと、数分でフォロー（メールの返信のようなもの）が入ることがあります。そのときには、本当にインターネットって便利だなと思うはずです。
   　諸先輩のご意見・回答をいただく場だと、謙虚な気持ちで参加することがニュースグループを上手に利用する上で重要です。

2. ニュースグループのルール

   　ニュースグループは意見交換も活発ですが、専門的であるため多少入りにくい面もあります。
   　結構、細かい取り決めがあったりして、色々指摘を受けることもあるでしょう。事前にそのグループの雰囲気を見ておくことをお勧めします。
   • 名前はちゃんと入れましょう。
     　ハンドルでもいいのですが、丁寧な挨拶をこころがけます。

   • 自分の知りたいことが、事前の投稿で既に書かれていないか確認する。
     　これを怠ると結構怒られる。活発なニュースグループだと１日の投稿件数も多いので大変です。

   • 表題は内容が分かるようにする。
     　質問をしたい場合、「質問です」では内容が分かりません。ニュースが多いと１つ１つ中を読めないので、タイトルを見て、読む投稿を選別します。（[Q]を頭に付けると質問だと分かりやすい）

   • 投稿の内容に相応しいニュースグループを選ぶ。
     　いくら、知っている人がいるニュースグループであっても、テーマの違う内容は投稿しないでください。
     　また、複数のテーマに重なる場合は、同時に複数のニュースグループに投稿することができます。

   • 状況を詳しく説明する。
     　コンピュータの取り扱いの質問だと、使用機種やエラーの状況などなるべく詳しく説明する必要があります。
     　できる限り相手に見えない情報を説明しておくと、同じ状況を経験した人からの回答が得られやすくなります。

   • 答えを期待しすぎない。
     　人が集まる広場でプラカードを持っているのと同じで、必ず誰かが答えを返してくれるとは限りません。この態度によっては喧嘩の原因となります。
     　もし、誰も答えがないからと言って文句を書いて投稿しないようにしましょう。丁寧に書き直して再投稿するか、別のニュースグループで投稿して見ましょう。

   • お礼の返信をする。
     　もし、質問に返信をしてくれた人がいたら、お礼だけでなくその結果報告をしましょう。

   　ニュースグループやＢＢＳなど人が集まる場所では、時には喧嘩のような文章にも遭遇します。
   　言葉尻を取っていてはこれが果てしなく続きそうです。言葉の１つ１つにあまり神経質にならない方が良いのかも知れません。

3. 用語と実例

   　「山本＠○○会社」・・・これは○○会社の山本さんという意味です。投稿の先頭にこれを名刺代わりにして名乗ります。（大学や研究所、メーカーの人に多い）
   　「フォロー」・・・ＢＢＳでは、返信をレスと呼びますが、ニュースグループではこう呼びます。依然、この間違いだけで怒っている人を見たことがあります。

   投稿例文

   表題：[Q] iMacでISDNを使いたいのですが

   はじめまして、山本＠○○会社です。 先日、iMacを買ったのですが、どうしても分からないことがありましたので、教えてください。 〜〜〜　中略　〜〜〜 最初の１件だけでもフォローしていただけると助かります。 ========================== 　ここは署名が入ります。 ==========================