もしかすると、何で見えない人に気を使うのかと思う人もいるかも知れません。
マナーとはこういうことです。あなたが道を歩いていて、目の前に空き缶が落ちていたとします。自分の家に向かうに連れ空き缶の数が増えていきます。これが気持ちのいいことでしょうか?ここで、ふと振り返って考えます。もしかしたら、自分も同じことをしていなかったか・・・。これに腹を立てて同じことをしてはいないか。
もし、自分が同じことをしていたら、自分も同じことをされるんだという認識は必要です。相手が先に悪かったとしても、同じことをすれば同じ悪い人になってしまいます。
結局、自分にツケが返ってくるのです。マナーを守ることは、周り回って自分を守ることになるのです。
この後の項目もネット上のルールばかりですので、ネチケットなのです。「機種依存文字」や「半角カナ文字」の使用(コンピュータのルール)に関してもネチケットですので、是非ともご一読ください。
中には女性をターゲットに嫌がらせをする人がいます。まあ、嫌がらせの多くは女性がターゲットですね。
本名を書けば即座にそれと知れるだけではなく、住所や電話番号が簡単に相手に知られます。
それも、ここで言う「相手」はあなたには分かりません。だから怖いのです。
ハンドルはニックネームです。それによって、別の自分を演じてみるのも一興です。
そう、名前から相手が本当に女性かどうか判断するのも危険です。
中には女性名を使う男性(ネットおかま)もいますので、気を付けましょうね。(これは次項に詳しく)
ハンドルQ&A
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コンピュータは全てのデータをデジタル信号でやりとりします。どの言語で書かれた文章でもすべて0と1の数字(2進数)に置き換えて通信しています。
日本語の文字も暗号のように2進数に置き換えられているのです。そのため、2進数から正しく日本語に戻せない場合、これがデコードできない状態と言うことになり、文字化けが発生します。
これは受信するコンピュータに日本語のフォントや表示機能がない場合や、インターネットでメールやホームページなどのデータを中継するサーバーで文字が欠けたりする場合があります。
次に日本語の各文字について2進数で表現するためのコードが割り当てられています。実際にはこれを短く表記するために16進数(0〜9,A〜F)で表現しています。
さて、この暗号表ともいうべきコード表が1つではないのです。時代と共にJISコード(ジス:通産省の規定する日本工業規格)やシフトJIS、Unicode(ユニコード)など複数のコード表が存在しています。
そのためデコードの際にコード表を間違うと文字化けが発生するのです。
一般的にはシフトJISを使うのですが、通常は各ソフトが自動的にコードを選択して送ったり受信したりしています。ブラウザでは、受信後にコードを切り換えることができます。
機種依存文字の場合、同じ日本語コードを使っていても、メーカーによってコード表の一部に違いがあるために問題が生じます。
これは機種依存文字は使わないという原則を守っていれば文字化けは発生しないのです。
このケースについては次項で詳しく解説します。
あなたの使っているコンピュータと同じものを他の人が使っているとは限りません。世の中には多くの種類のコンピュータが存在します。
ですからアプリケーションソフトも使用するコンピュータにあわせて購入する必要があります。これはコンピュータのメーカーの違いではなく、コンピュータを管理するプログラム、OS(オーエス:Operating
System)の違いによって選択が必要だからです。
主要なOSにはWindows、MacOS、Linuxなどがあります。これらがコンピュータと人間のコミュニケーションに大きな役割を果たしています。
文字をコンピュータ上で扱うために各文字に番号が割り当てられています。
その表の中に未定義領域という部分があり、OSメーカーが独自に文字を増やすために使用しています。(パソコンメーカーのものを引き継いでいるケースもあります)
この独自に使用している領域に異なる文字があるのも当然ということになります。
主な機種依存文字は記号類です。ワープロ専用機などで絵文字など文字と言うよりイラストが入っている場合があります。また、メーカーが拡張した漢字は外字と呼ばれることもあります。
こちらに機種依存文字コード表を用意しました。
機種依存文字の部分はあなたのパソコンでは正しく読めますが、コードの異なるシステムでは正しく読むことがでない領域です。また、機種依存しない記号もありますので確認してください。
さて、一般の漢字については普通に入力して変換できるものは大丈夫と考えて下さい。JISの第1水準、第2水準の漢字は大丈夫です。
特殊な方法で呼び出さないといけない漢字の場合、JIS第2水準漢字と外字と呼ばれるものがあり、外字は互換性のない領域です。
制御コードは改行やBS(バックスペース)などのように文字ではないが大切な役割を持っています。
例えば、改行は画面には記号として表示されませんが、コンピュータがその文章を表示するときには正しく行を下げ(LF)、文字の書き出しを左から始める(CR)コードが必要です。(UNIXではLF、MacではCR、WindowsではCRLFが改行コードにる)
このように半角カナ文字が制御コードとして解釈されたときに、それが原因でメールやホームページが正しく表示されないことがあります。
ネット上では、(文字を含んだ)ファイルはサーバーからサーバーへと流れてあなたのコンピュータへと送られてきます。そのサーバー全てが半角カナ文字を正しく処理することができれば問題は起こらないかもしれませんが、うまく表示できるのは極限られた条件が揃ったときだけになります。
全角カナ文字であれば上記のような問題は起こりませんので、メール、ニュース、BBS、チャットなど日本語を使うときには半角カナ文字を使わないようにしておけば安心です。
ハンドルを使っているなら、実名も不用意に教えない。住所はもちろん、電話番号もダメです。
本当に、何度も時間を置いて話をして親しくなった人なら、あなたの判断に間違いも少ないでしょう。しかし、今さっき知り合った人に簡単に教えないで下さい。
クレジットカードの番号も絶対にダメですよ。番号だけなら大丈夫と思っていると大きな間違い。
実は、パスワードがなくても、カード番号とカードの期限、そして、本名が分かると誰でもオンラインで買い物ができてしまうのです。(別ページで詳しく)
しかし、嫌がらせはいつも直接とは限らないのです。
どこかに、あなたのフリをして、あなたの情報(実名、住所、電話番号など)を公開するという手口があります。
そうすると、イタズラと思った相手も被害者みたいなもので、泥の掛け合いになりかねません。
実は、これが一番深刻なパターンなのですが、一度漏れた情報は回収できないことを念頭に入れて置くしかありません。
ほとんど、ストーカー対策に近いですね。